急がば回れ(いそがばまわれ)

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急がば回れ
(いそがばまわれ)

[意味]

急いでいる時には、焦って近道をしたくなるが、多少遠回りしてでも安全な道を行ったほうが、結果的に早く着くことになる。

急いでいる時に、焦って近道を行こうとすると、失敗や事故の原因になりやすいということ。ある程度の時間や手間がかかっても、安全で確実な方法を選んだほうが、結果として良いということの喩えである。

[類義のことわざ]

急いては事を仕損ずる(せいてはことをしそんずる), 急く事はゆるりとせよ(せくことはゆるりとせよ), 近道は遠道(ちかみちはとおみち)

[英語のことわざ]

Make haste slowly.
(ゆっくりと急げ)

[用例]

堅実な資産形成の秘訣は、『急がば回れ』で無理なハイリスクの投資をせずに、安全で確実な利回りが得られる無難な投資を積み重ねることである。

私の信条は『急がば回れ』であり、拙速や危険を避けて納得のいく安全策を選び続けてきたが、焦らずに物事に取り組んだほうが後悔は少ないものである。

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参考文献
時田昌瑞『岩波 ことわざ辞典』(岩波書店),『新明解故事ことわざ辞典』(三省堂),日向一雅『ことわざ新辞典』(高橋書店)

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